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II.各カードへの補足


i.各種イベントカードについて

1.「イベントカードによるダメージ」について

フォーメーション系を除く命中判定を行うと書いていないイベントカードによるダメージ(最後の一撃、落雷など)は必中となりクリティカルも発生しません。

2.「フォーメーション系カード」について

フォーメーションはカスタムフェイズの最後に使用を宣言してください。
フォーメーション系のカードは1機ずつ移動と攻撃を繰り返して行います。
1ターン中に1枚のフォーメーションカードしか使えません。
フォーメーションに参加するゾイドはカードに指定された攻撃方法でしか攻撃出来ません。またカスタム等の特殊効果(超硬角の2マス移動、二連速射砲の2発目等)やゾイドの宣言を必要とする<特殊>は使用できません。

3.「突撃陣形」について

突撃陣形を使用して命中した場合の移動は任意に移動させる事ができます。

4.「密集陣形」について

密集陣形の効果は3機のゾイドが隣接していないと効果を発揮しません。
密集陣形の効果は次の自分のターンまで続きます。

5.「ルイーズの宣言」について

ルイーズの宣言は自軍のパイロット搭乗機のみに有効です。

6.「強襲上陸カプセル」について

使用の際にはどのゾイドに使用するのか宣言します。
また水辺に上陸するまで移動しなければなりません。(6マス以内で)

7.「保安部隊」について

自軍もしくは自軍ゾイドを対象とする全ての「〜工作員」を無効化することができます。つまり「破壊工作員」「陽動工作員」「隠密工作員」「妨害工作員」を無効化することができます。
相手のゾイドにつけた振動爆薬などに破壊工作員を使われても保安部隊で防ぐ事は出来ません。

8.「最後の一撃」について

ゾイドが撃破された時に使用できます。使用後にオーガノイドで復活させる事はできません。
撃破されたときに撃破した相手が格闘範囲内にいる場合は格闘攻撃力で、そうでない場合は射撃攻撃力でダメージを与えます。このときの与えるダメージは基本攻撃力にカスタムやパイロット等の基本値を変動させるもの(連射ポッド、ウィナー・キッド等)の合計となります。
最後の1機同士で片方のゾイドが破壊され最後の一撃を使用したことによって相手のゾイドが破壊された場合は引き分けとなります。また、このカードは敵機からの攻撃(反撃)によってゾイドが破壊された時のみ使用できます。「自爆」などの使用後に使用することは出来ません。

9.「誘導電波」について

誘導電波で跳ね返す事のできるのは基本射撃攻撃力を使用する射撃系の攻撃のみです。ですから荷電粒子砲や<単>カスタムなどの攻撃力が決まっている物には使用できません。射撃による反撃も跳ね返す事はできません。
「二連速射砲」など、基本射撃力を使用して複数回射撃を行うカスタムを使用した射撃攻撃は、その一発目のみを返すことが出来ます。
誘導電波によって攻撃宣言したゾイドに跳ね返される場合、最初に攻撃目標に宣言したゾイドが射程外や格闘範囲内に入っても自分に射撃攻撃をしなければなりません。跳ね返ってきた攻撃は正面から受ける敵からの攻撃という扱いになります。

10.「警備体制強化」について

警備体制強化で防ぐ事の出来るのは自軍か自軍のゾイドであるので対象を取らない天候系のカードや一斉射撃などは防ぐ事ができません。
現在防ぐ事が出来る具体的なカードは「陽動工作員」「破壊工作員」「スパイ」「二重スパイ」「誘導電波」「レアヘルツ放射」「緊急回避」「オスカー飛ぶ」「マリーの微笑」「ドクターDの仕掛け」「ルイーズの決断」「恋するメリーアン」「潜むアンビエント」「隠密部隊」「受け流し」「ジャミングウェーブ」「隠密工作員」「妨害工作員」で、全て自軍もしくは自軍のゾイドを対象に使用された場合です。

11.「移動系イベントカード」について

攻撃宣言後、ダイスを振るまでの間に移動系のイベントカードによって射程外に逃げられた場合でも目標を変える事はできません。
移動後も攻撃目標に指定した目標が射程内にいる場合は、攻撃目標に指定したゾイドがいる位置に応じた攻撃をする事が可能です。この際に<単>カスタム、<特>カスタム、<特殊>を使用することも可能です。

12.「レアヘルツ放射」について

自軍ゾイドに対して使う事もできます。ただし、自軍に対して使用した場合、このカードによって与えられるダメージはアーマー系のカスタムで軽減することは出来ません。

13.「緊急回避」について

緊急回避は相手ゾイドにも使用できます。

14.「行けっ!ジーク」「飛べシャドー」について

エキサイティングブースターで追加されたオーガノイドは「参謀」で手札に戻す事が可能です。通常のオーガノイドと同じように「破壊した」時には使用できずこれを使って復活した場合その戦闘フェイズは使用した時点で終了します。

15.「オスカー飛ぶ」「マリーチャンプの微笑」について

この2つのイベントカードはダイスを振った後でも使用できます。
例えばダイスを振って6が出ても「オスカー飛ぶ」を使用すれば5にしてクリティカルを防ぐ事ができます。逆に5が出たときにマリーチャンプの微笑を使用すれば6にしてクリティカルにする事ができます。またこの2つは命中判定以外にもダイスを振るもの全てに使用できます。例)落雷、ムンベイ(B2、帝国)の特殊等
オスカーを使用してダイスの目を0に、同様にマリーチャンプの微笑を使用して7にする事も可能です。

16.「状況打破」について

自分が出したシチュエーションカードが状況打破の対象にされても警備体制強化で打ち消すことはできません。

17.「アローファランクス」「トールハンマーファランクス」について

イベントカードによる移動で陣形を組んで使用することも可能です。
発動後に陣形を崩しても、使用した瞬間にカードテキストにあるAの位置にいるゾイドにイベントによる効果が集中しているので、問題なくファランクス系の能力を使う事が出来ます。

18.「包囲陣形」について

LL型のゾイドに対して、包囲陣形を使用する場合も前後左右に1体ずつで包囲すれば使用することができます。5機以上で包囲しても4機の時以上の効果は得られません。また、参加ゾイドは反撃を受けません。

19.「緊急修理工場」について

ゾイドカードを引いた場合、ダイスは場に出るまで毎ターン、カスタムフェイズ中に1回ずつ振ることができます。何らかの効果で手札にあるゾイドカードをトラッシュさせる事も可能です。複数のゾイドカードを使用するゾイドに関してはそのときの一番上にあったゾイドカード1枚だけををデッキに入れてください。

20.「受け流し」について

受け流しはゾイド1機による格闘攻撃の目標を変える事ができます。受け流しされた格闘攻撃に受け流しを使用して、再び攻撃目標を変える事が可能です。受け流しで目標を変更できるのは基本格闘攻撃力を使用する格闘系の攻撃のみです。ですからブレードライガーの<特殊>の側面格闘や<単>カスタムなどの攻撃力が決まっている物には使用できません。格闘による反撃も目標を変更する事はできません。

21.「隠密部隊」について

隠密部隊によって、パイロットがトラッシュされたことにより、ゾイドのHPが0以下になった場合はオーガノイドによる復活を行う事ができません。
またコストを必要とする<宣言>系の特殊能力を使用宣言した後、パイロットをトラッシュされるとその効果は無効化され支払ったコストも戻りません。

22.「氾濫(はんらん)」について

障害物などを砂地形に変えることはできません。

23. 「基地防衛」について

自軍ゾイドにしか使えません。

24.「サイクロン」について

サイクロンを使用した場合、その影響を受ける攻撃は全て命中判定値が6となります。イベントカードや移動適性、特殊等の命中判定の修正値は一切適用されません。

25.「陽動捕縛」について

陽動捕縛で指定した味方ゾイドが受けるダメージは、単に「ダメージを減少する」と書かれている能力やカスタムの効果を受けます。

26. 「隠密工作員」について

コストを必要とする<宣言>系の特殊能力を無効化された場合でも、支払ったコストは戻りません。

27. 「ジャミングウェーブ」について

コストを必要とする<宣言>系の<特殊>を無効化された場合でも、支払ったコストは戻りません。

28. 「妨害工作員」について

全ての「〜部隊」を無効化することができます。
つまり「補給部隊」「支援部隊」「修理部隊」「電子戦略部隊」「保安部隊」「強行偵察部隊」「隠密部隊」「救急部隊」「測量部隊」を無効化することができます。


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